第1話 結婚、夫婦2人の生活

27歳で結婚しました。

中国地方から関東へ引っ越して、夫婦2人の新しい生活が始まりました。

結婚した当初、子どものことはそんなに焦っていませんでした。

「子どもは、まだいいよね〜!」

「もう少し2人の時間を楽しんでからでいいよね〜!」

そんな感じ。

そのうちね。

本当に、そのくらいの気持ち。

夫婦2人の生活は、楽しいことずくめでした。

やりたいことをやって、美味しいものを食べて。

2人で出かけたり、好きなことをしたり。

「子どもができる前に、今のうちに2人の時間を楽しもう」

そんなふうに思っていた気がします。

どれだけ遊びまくっていたかって?

それはここで口にするのは憚られるのでやめておきます😂

結婚してすぐの頃は、失業給付をもらいながら専業主婦をしていました。

ところが、失業給付をもらい終わった頃。

なんだか、家で独り言が増えてきたんです。

洗い物しながら、ずーっと喋ってました。

よく考えてみたら、旦那以外の誰とも話していない。

いや、ちょっとは話すこともあるけど、ほぼ旦那のみ。

旦那が仕事でいない時、特に夜勤なんかでいない時なんて、突然、社会から取り残されたような、なんとも言えない孤独感に襲われたりして。

ホームシックもあったかな。

うん、あったよ。

実家まで1000キロ以上離れてんだ✈️

そんな感じで、なんだか落ち込んだり。

……これは、ちょっとマズいんじゃないか😂

そう思って、近所のホームセンターでアルバイトを始めました。

忙しくなったからか、ホームシック的なものはだいぶ改善されました。

何より、お話し相手もたくさんできた😂

なぜ正社員ではなく、アルバイトだったのか。

理由は単純。

妊娠したら、辞めやすいから。

当時の私は、妊娠することを特別なことだとは思っていませんでした。

近いうちに妊娠して、子どもができて、バイトを辞める。

なんとなく、そんな未来を普通に思い描いていました。

だって、周りの友達も知り合いも、結婚して、子どもができて、

「おめでとーーー!!!」

っていう世界しか、それまでの私は見たことがなかったから。

みんな最初はそんな感じだよね?

私、妊娠しないかもなんて最初から思わないよ、、、ね?🥹

今でも覚えていることがあります。

バイト先の正社員のおじ様に、あるとき、

「そろそろ妊娠してバイト辞めたいんですよね〜」

みたいなことを、愚痴っぽく話したことがありました。

すると、そのおじ様が、

「子供は授かりものだからね〜」

と言ったんです。

当時の私は、その言葉を聞いて、ほんのり不快な気持ちになりました。

いや、でも今考えると。

そのおじ様、無責任な受け答えをせず、ちゃんと「子供は授かりものだからね〜」って言ってくれてたんだよな。

とても好感が持てる……。

この素晴らしさに、何年越しに気づけたの私😂

だって当時の私は、

「妊娠なんて、そのうちするものでしょ」

くらいに思っていたから。

今振り返ると、あの頃の私は、

妊娠することが当たり前の未来

を、なんの疑いもなく思い描いていたんだと思います。

まさかこのあと、

「なかなか妊娠しない」

という現実に直面することになるなんて。

このときの私は、まだ知りませんでした。

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